2.戦略設計・要件定義

PROJECT

ヒアリング

Web制作依頼のご契約前のお見積もりや方針のご提案の段階では、お客様のご意向や現在の課題に基づいたライトなヒアリングでした。 しかし契約後、具体的にWebサイト制作を行う前段階では、集客や売上アップなどの成果を意識しWebサイトを構築していくため、さらに詳細なヒアリングが必要となります。

ここでは、実際に制作にあたってヒアリングをどのような手順で行うのかをご紹介します。

ヒアリングシート作成

最終的にはオンラインミーティングの中でヒアリングを行いますが、いきなりミーティングを開催しても、当社がお客様からいただきたい情報が 取得できないケースがあります。
そこで、事前にヒアリングシートの記入をお願いしております。

ここでは、そのヒアリングシートの作成を行います。
具体的には、Webサイト制作を行うにあたって必要な以下のような項目が含まれたシート作成を行います。

  • 現在の経営戦略
  • 現在のマーケティング戦略
  • 事業における課題
  • 既存顧客情報
  • 競合情報
  • サイト公開後の運用方法
  • 現在のシステム要件
  • 希望するサイト・デザインイメージ

ヒアリングシートの作成が完了しましたら、シートの送付とオンラインミーティングのスケジュールの調整を行わせていただきます。

担当者:Webディレクター、マーケター
工数:1h〜1.5h

お客お客様側で発生するタスク:なし様側で発生するタスク:発注意向のご連絡

ヒアリングシート回答

当社で作成したヒアリングシートに、お客様側で記入をしていただきます。

Webサイトを制作する目的は様々ですが、大抵の場合経営やマーケティング上の課題を解決するためであることがほとんどです。
そのため、経営戦略・マーケティング戦略に関する記入も必要となり、お客様側で関係者への確認も必要になると想定されます。

そのため、お客様側でも2時間〜程度の工数負担が発生します。

担当者:なし
工数:0h

お客様側で発生するタスク:シートへの回答と当社への返送(目安時間:2h〜)

ヒアリングシート確認・MTG議題の策定

お客様に記入していただいたヒアリングシートを当社の関連メンバーで確認します。
その上で、不明点やさらに詳しくヒアリングすべき点について洗い出しを行い、この後に行うオンラインミーティングの議題を策定します。

担当者:プロジェクトマネージャー、Webディレクター
工数:0.5〜1h

お客様側で発生するタスク:なし

【MTG】キックオフ・追加ヒアリング

当社の関連メンバーとお客様の担当者によるオンラインミーティングを行います。
目的としては、プロジェクトに参画するメンバーの顔合わせや、今後のコミュニケーション方法の確認、ヒアリングシートでは把握できなかった点に関する深掘りです。

理想としまして、改めてマーケティング上の課題や、お客様の事業における顧客情報(悩みやインサイトなど)についても伺いたいと考えております。
そのため、Webサイトの担当者だけでなく、事業責任者やマーケティング担当者、営業担当者の方のご参加をお願いしております。

担当者:プロジェクトマネージャー、Webディレクター(Webデザイナー、マーケター)
工数:1h*参加人数

お客様側で発生するタスク:担当者によるミーティングへの参加(目安時間:1h)

競合・顧客分析

お客様にヒアリングさせていただいた情報を元に、当社で競合や顧客の分析を行うステップです。
マーケティング戦略の策定にあたり、大変重要なステップとなります。

競合サービスのマーケティング方法の調査

ヒアリングや当社による調査にて、お客様のビジネスの競合を特定します。
競合となるサービスは、類似サービスや代替サービス、廉価サービスなど様々ですので、それらひとつひとつを確認します。

特に、競合サービスのマーケティング方法について確認することで、お客様のWebサイト作りにおいてヒントが得られ、より確実性の高いマーケティング戦略を立案することができます。

例えば、以下の表は複数の類似サービスにおけるマーケティング内容を調査したものです。

A社(自社) 競合B社 競合C社
ターゲット顧客 個人 法人 法人
リスティング広告出稿 ×
Facebook広告出稿 × ×
アフィリエイト広告出稿 × ×
コンテンツSEO実施 ×

上の表は、これからA社のWebサイト制作を行う場合のヒントが得られます。
具体的には、B社・C社が法人を対象に、主に検索エンジンからの集客を行ない、マーケティングを成功させています。
しかし、マーケティングがうまくいっていないA社では個人向けに、SNS広告やアフィリエイトを中心とした媒体選定をしています。

このことから、A社は今後マーケティングを行う場合、個人ではなく法人を対象に、主に検索エンジンを中心としたマーケティングを実施していくべきだと仮説を立てることができます。

このように、これからWeb制作を行い、自社のマーケティング課題を解決するのであれば、競合の実施状況の調査は欠かせません。
競合の状況からヒントをもらい、Webサイトの制作にも活用していきます。

担当者:プロジェクトマネージャー、マーケター
工数:8h〜24h

お客様側で発生するタスク:なし

想定顧客のニーズ調査

ヒアリングにて、お客様より自社サービスの顧客像を明らかにしていただきました。
その情報を元に、以下の点について改めて調査を行います。

  • 競合他社とのターゲット顧客の違い
  • サービスの提供価値を最大化できる顧客像であるかの再確認
  • より売上に貢献しうる顧客セグメントがいないかの洗い出し
  • 想定する顧客のニーズやインサイトの調査

ヒアリング時にお客様から顧客に関する情報はいただいておりますが、売上や集客に貢献するWebサイトを作る場合、「もっと良い顧客層はいないか?」などの観点が必要となります。
そうすることで、お客様でさえ気づかなかった新しいターゲットを発見することができ、サービスの購入頻度や購入単価の高い顧客層に対してアプローチできます。

また、お客様が本来狙うべきターゲットが具体的にどのような課題を抱えており、どのような解決策を求めているかを明らかにすることで、Webサイトにおけるコンテンツ作りの確度を高めることができます。

担当者:プロジェクトマネージャー、マーケター
工数:8h〜24h

お客様側で発生するタスク:なし

戦略策定

お客様からいただいたヒアリング情報や顧客・競合調査により、Webサイト制作において軸となるマーケティング戦略を立案するステップです。
特に、Webサイトの中で「誰に」「何を」「どのように」伝えるかを決める大切なステップとなります。

事業課題・攻略市場の整理

ここでは、改めてお客様の事業課題を整理します。
例えば、わかりやすい事業課題は以下のようなものになります。

  • そもそも全く新規顧客が獲得できていない
  • 顧客獲得単価(CPAやCPO)が高騰している
  • 客単価が低く、回転率重視になっている
  • 購入頻度が少なく、常に新規顧客獲得へ投資が必要
  • 継続率が低く、解約率が高すぎる
  • SEO担当SEOに苦戦しており、CPAが下がらない者

例えば、「客単価が低い」という課題に対して、どのようなWeb戦略が提供できるかというと、「より1回当たりの支払い金額が高額なグループ」の市場を攻略する方法が良いでしょう。
わかりやすい例で言うと、これまでのWebサイトが個人やスモールビジネスオーナー向けに作られていたのであれば、より高額な料金を支払ってくれる可能性のある、法人を対象に作りかえるのです。

このように、お客様の事業課題を整理し、攻略市場を設定します。

担当者:プロジェクトマネージャー、マーケター
工数:8h〜24h

お客様側で発生するタスク:なし

カテゴリー・ポジショニングの整理

ここでは、Webサイトというよりも、お客様が提供しているサービスが、マーケティング上どのカテゴリーのトップを狙っていくか、そのポジショニングを決定します。
(マーケティング用語ではSTP分析と言います)

基本的に、マーケティングを行う場合、どれだけ競争の激しい市場においても、その市場のどこかでNo.1を獲得する必要があります。
例えば、女性向けのスキンケア化粧品という分野は、多くの企業がしのぎを削るレッドオーシャン市場ですが、その中でも様々なカテゴリーの分け方があります。

  • ギフト用 or 自分用
  • 高額 or 安価
  • 洗顔用 or 保湿用
  • 液体 or パック、フェイスマスクEO担当者

このように、市場の中には様々なカテゴリーがあります。
お客様のサービスがどのカテゴリーのトップを狙うべきなのかを明らかにすることで、間違いのない戦略を立案することができます。

担当者:プロジェクトマネージャー、マーケター
工数:8h〜24h

お客様側で発生するタスク:なし

ディスカッション・方針の決定

ここまで、ヒアリングから始まり、顧客や競合の調査、STP分析などを行いました。
戦略を立案するための材料が出揃いましたので、ここから具体的なマーケティング戦略の方針を決定します。

方針決定の際は、プロジェクトマネージャーやディレクター、マーケターがディスカッションを行い、最終的に「誰に」「何を」「どのように」伝えていくかを策定します。

また、決定した方針については資料にまとめ、一度お客様へ提出させていただきます。
その内容に関してご確認いただき、問題がない状態までブラッシュアップができましたら、次のステップへ進みます。

担当者担当者:プロジェクトマネージャー、Webディレクター、マーケター
工数:8h〜12h

お客様側で発生するタスク:方針の確認とフィードバック

要件定義

ここまで整理したマーケティング戦略を元に、どのようにWebサイトへ落とし込むかを定義します。
また、その際コンテンツなどのマーケティング面だけではなく、サイト公開後にお客様が問題なく運用していけるよう、機能やシステム、セキュリティなどの観点からも要件定義を行います。

現状サイト内容把握

要件定義を行う上での最初のステップが、現状のサイトの内容や運営方法等の確認です。
具体的には、現在のサイトにおける以下の点について把握します。

  • Webサイトのディレクトリ設計
  • コンテンツの構成や内容
  • お問い合わせフォームなどの仕様
  • コンバージョンの導線
  • システムによる動的生成ページなどの有無
  • 運用方法や運用体制
  • 広告や解析ツールのタグの有無や設置方法

このような確認を行うことにより、マーケティング調査の結果と照らし合わせ、残すべきページや取り除くべきページなどを洗い出すことができます。
また、ページの生成方法や各種仕様、運用方法についても把握し、公開後も今まで通りに運用できるようにリニューアルを行うことができます。

※新規Webサイト制作の場合はこの工程は省略となります。

担当者:Webディレクター、Webデザイナー
工数:3h

お客様側で発生するタスク:なし

現状サイトアクセス状況把握

一つ前のステップでは、サイトの見え方や運営サイドによる活用の仕方に関して調査を行いました。
このステップでは、Webサイトがお客様からどのように利用されているかを確認していきます。

具体的には、以下の点を調査させていただきます。

  • Webサイトへの流入経路
  • アクセスが多く集まっているページ
  • ページ遷移の特徴と傾向
  • SEOに成功しているページと流入キーワード
  • 外部からのリンクが集まっているページ

例えば、Webサイトへの流入経路について確認させていただき、検索エンジンからの流入が多い場合、商品のPRばかりでは訪問者はうんざりしてしまいます。
検索エンジンから訪問するユーザーは、自分が知りたい情報を取得したいという願望がありますので、売り込みよりも役立つコンテンツを届けることにフォーカスする必要があります。


このように、現在のアクセス状況やWebサイトの使われ方を把握することで、リニューアル後に用意するべきページや、残しておくべきページなどが明らかになります。

※新規Webサイト制作の場合はこの工程は省略となります。

担当者:Webディレクター、SEO担当
工数:4h

お客様側で発生するタスク:なし

サイト基本仕様策定

ここまでの様々な調査やお客様からのヒアリング内容に基づき、サイトの基本的な仕様を策定していきます。
以下は、ここで策定する仕様の一部になります。

ドメイン・サーバー 現在利用中のドメイン・サーバーを引き続き利用するかどうかを決めます。
特にリニューアルでWebサイト制作を行う場合、確認用のテスト環境の構築やリダイレクトなどの設定が必要なため、重要な観点です。
サーバースペック 公開後のWebサイトへのアクセス状況によっては、サーバーダウンのリスクもあります。
想定されるアクセス量に基づき、サーバーのアップグレードや乗り換えについても検討します。
アップグレードが必要な場合、決済処理などをお客様にお願いすることがあります。
Webサイト作成方法 HTMLやCSSの直打ちか、WordPressなどのCMSを活用するかどうかを決めます。
(CMSを利用することで、お客様がご自身でWebサイトを更新できます)
デバイス対応 対象ユーザー情報に基づき、PCだけでなくモバイルやタブレットからの閲覧にも対応するかどうかを決めます。
(基本的にはスマホやタブレット対応は必須です)
OS対応 対象ユーザー情報に基づき、MacやWindowsなどのOSや、Chrome・Safari・Edgeなどのブラウザへの対応も行うかどうかを決めます。
(基本的には全OS・ブラウザ対応は必須です)
SSL化 SSLとは、Webサイトにおけるデータ通信を暗号化する技術のこと。
SSL化することで、Webサイトの訪問者はセキュリティの不安なく、Webサイトを操作できます。 (基本的にはSSL対応は必須です)
セキュリティ サイトの構築方法を問わず、セキュリティは重要な観点です。
DDoS攻撃やウィルス対策、ログイン画面へのアクセス制限など、安全にWeb活用を行うためのセキュリティ対策方法についても決定します。
アクセス解析ツールの設置 現在利用中のアクセス解析ツールを引き続き利用する際に、ツールのタグを新しいWebサイトに移設する必要があります。
ただし現在のタグの設置方法によっては、タグを再発行していただくなどの手間が発生します。

このように、Webサイトを制作していくにあたり、事前に考慮しておくべきポイントが多くあります。
事前に検討を重ねておくことで、スムーズなWebサイト公開へ繋がります。

担当者:Webディレクター、Webデザイナー、SEO担当
工数:8h

お客様側で発生するタスク:当社からの質問への回答

機能要件定義

続いて、Webサイトの機能要件を決定するステップです。
Webサイトの訪問者が「どのようにWebサイトを利用するか」について考えていきます。

例えば、BtoBサイトであれば、訪問者のコンバージョン地点は「資料ダウンロード」「トライアルへの申し込み」「ウェビナーへの参加申し込み」などになります。
また、BtoCのレンタルスタジオサイトなどであれば、予約システムの埋め込みなども必要かもしれません。

このように、Webサイトを訪問者にどのように活用していただくかを考えることで、サイトに設置する機能が明らかになります。 設置するべき機能が決まれば、その機能をWebサイトにどのように実装するかを考えていきます。

以下はWebサイトに実装する機能の代表例です。

  • ブログ機能
  • サイトマップ自動生成
  • お問い合わせフォームとサンクスページ
  • 資料ダウンロード導線やフォーム、自動返信メール
  • 決済機能
  • サイト内検索フォーム
  • 404エラーページ
  • 会員登録・ログイン
  • レビュー書き込み
  • マウスオーバーの挙動
  • QGP要素の自動生成
  • パンくずリストの形式

このステップでは、上記のような機能を設置するかどうかについてや、その実装方法について決定します。

担当者:Webディレクター、Webデザイナー、SEO担当
工数:8h

お客様側で発生するタスク:当社からの質問への回答

必要コンテンツの洗い出し

続いて、Webサイトで公開するべきコンテンツの洗い出しと、構造(サイト設計)を決定していきます。

Webサイトで公開するコンテンツについては、様々なマーケティング調査を行なった上で、「どのようなコンテンツを設置すれば訪問者が行動を起こしてくれるか」を元に洗い出しを行います。
例えば、BtoBサイトであれば、トップページや特徴、料金、使い方などの基本的なページに加え、製品デモの申し込みページや導入事例などがあると良いかもしれません。

このように、訪問者の立場になり必要なページを洗い出して行きます。

担当者:Webディレクター、SEO担当
工数:8h

お客様側で発生するタスク:なし

SEOキーワード選定や対策方法の策定

用意するコンテンツと設計が決まったら、各ページで対策するSEOキーワードを決定していきます。
Webサイトの基本的な流入経路は検索エンジンであるため、どのようなキーワードに向けてどのような対策をしていくかは肝心です。

例として、「広告運用サービス」に関するページについて考えてみましょう。
以下は対策キーワード候補の検索ボリュームと競合性です。

検索ボリューム 競合性
リスティング広告運用代行 700回/月間
インターネット広告運用代行 〜10回/月間
Web広告運用代行 150回/月間

例えば、「リスティング広告運用代行」は検索回数こそ多いですが、競合性が高く上位表示が難しいかもしれません。
そこで、競合性が比較的低い「インターネット広告運用代行」「Web広告運用代行」どちらかを狙う必要があります。
この事例の場合、「インターネット広告運用代行」は検索回数が少ないため求めるお問い合わせ数が達成できないかもしれません。
最終的には、「Web広告運用代行」を選ぶという決断を下すことができます。

このように、同じページを作っても、対策キーワードを変えるだけで、その後の集客への繋がりやすさが変わってきます。
このステップではWebサイトの全てのページでどのキーワードを狙っていくかを決めていきます。

担当者:Webディレクター、SEO担当
工数:8h〜16h(ページ数により変動)

お客様側で発生するタスク:なし

連携サービス選定

プロジェクトによっては、Webサイトで連携する外部サービスの選定を行います。
例えば、外部サービスには以下のようなものがあります。

  • 予約システム
  • メルマガ配信システム
  • チャットボットシステム
  • アトリビューション分析ツール
  • マーケティングオートメーションシステム

Webサイトで得たい成果によっては、Webサイトにプラスして上記のような外部サービスとも連携が必要です。
お客様のご予算の都合もありますので、当社では連携する外部サービスの候補をいくつかピックアップしてご提案させていただきます。

担当者:Webディレクター、デザイナー
工数:5h(Webサイトによる)

お客様側で発生するタスク:なし

要件定義書の作成

ここまでに策定した各要件をまとめ、1つの資料にまとめます。
この資料が「要件定義書」です。

要件定義書の内容は以下の通り。

  • 基本仕様
  • 機能要件
  • 技術要件
  • マーケティング戦略
  • 制作予定のコンテンツリスト
  • Webサイトのディレクトリ構造
  • 決定版のスケジュール
  • 連携サービス
  • SEO対策の方針

Web制作の現場では、このような資料を元にお客様と各スタッフが認識を合わせ、制作実務を行ないます。

担当者:Webディレクター
工数:8h

お客様側で発生するタスク:なし

【MTG】要件や方向性のご確認

作成した要件定義書を、お客様に事前に確認していただいた上で、オンラインミーティングを実施します。
ミーティングの議題は、要件定義書の内容のフィードバックです。
資料の中でもお客様の方針に合わない点などがあれば、その旨フィードバックしていただき、修正版の要件定義書にまとめます。

内容が問題ない状態になりましたら、次のステップへ進みます。

担当者:プロジェクトマネージャー、Webディレクター
工数:1h*参加人数

お客様側で発生するタスク:オンラインミーティングへのご参加(1時間程度)

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