SEOコンサルティング
SEOコンサルティングとは
SEOコンサルティングとは、Googleなどの検索エンジンにおけるSEO対策(検索エンジン最適化)を行うことで、ターゲットとするキーワードでの上位表示やそれによるコンバージョン数向上を支援するサービスです。
もちろん、検索順位やアクセスを増やす目的は、売上や集客数を向上させることですので、当社では、検索順位やアクセス数だけにとらわれないSEOコンサルティングをご提供しております。
このページでは、当社株式会社IIPのSEO対策コンサルティングのサービス内容について紹介させていただきます。
解決できる課題
Web集客やサービスの販売を行う上で、下記のような課題をお持ちの企業様は、ぜひご相談ください。
- 狙った検索キーワードで上位表示ができていない
- 検索から集まったアクセスが集客数やお問い合わせ数に貢献していない
- 今すでにSEOコンサルティング会社に依頼しているが、結果が出ていないのでセカンドオピニオンが欲しい
- 社内にWeb専任の担当者がおらず、戦略がないままWeb集客を行なっている
- Web制作会社にホームページの作成を頼んだが、集客やお問い合わせに繋がっていない
- SEO対策に詳しい第三者からのアドバイスが欲しい
- 社内の関係者を説得し、一歩踏み込んだWebマーケティングを行いたい
当社のSEO対策によるWebサイトの改善ノウハウ
SEO対策のコンサルティングを依頼するにあたり、具体的に私たちのようなSEOの専門家はどのようにWebサイトの改善を行なっていくのでしょうか?
その答えは、専門家によってまちまちだと思いますが、ここでは「当社の場合このように行なっています」という事例を紹介させていただきます。
他のSEO対策会社や専門家とは少し違う考え方も混じっていると思いますが、これらは他人から教えてもらったことや、ネットで調べた浅い知識ではなく、日々Webサイトや検索ユーザーと向き合ってきた経験から辿り着いたものになります。
※当然売上や集客を増加させるのが目的ですので、貴社のビジネスモデルや事業領域の理解は徹底的に行います。
その上で、どのようにSEO対策を実施するのか、具体的なノウハウをお伝えします。
01
SEO対策 に対する考え方
一般的にSEO対策は「ユーザーの気持ちになってコンテンツを作ろう!」と言われることが多いです。
理由としまして、SEO対策はGoogle検索で上位獲得のために行うものであり、Googleという会社が「ユーザーにとって利便性の高いページを上位表示させます」と言っているからです。
ですので、多くの識者はとにかく”ユーザーのために”を念頭にサイト作り・ページ作りを行います。
一方、当社の考え方は少し変わっています。
まず、SEO対策のベースは検索エンジンのロボットに対して行うのです。
例えば、次のような技術的項目を見ていきます。
- Webサイトは検索エンジンのロボットがアクセスできる仕様になっているのか
- Webページはロボットにとって読み込みしやすい適切な記述が使われているのか
- サイトが誰によって管理されており、どのような権威を持っているかロボットに伝えられているか
- サイトが何に関する専門性を有したサイトであるか適切にロボットに伝えられているか
このように、ロボット相手にWebサイトの情報を伝えられてはじめて、検索エンジンに表示されるための土壌が出来上がります。
そのため、当社がコンサルティングを実施する際は、まずWebサイトがロボットによって技術的に認識できる状態にし、それができてはじめてユーザーを意識したコンテンツ改善に踏み込んでまいります。
02
サイト別にSEO施策を分類
ちなみに、ロボットに向けたSEO的なサイトの改善を「テクニカルSEO」と言います。
SEO対策にはテクニカルSEOの他に、コンテンツSEOや外部対策、内部対策など、色々と分類がありますが、重視される施策や難易度、ご提案内容はサイトの形態によって変わってきます。
例えば、ロボット向けのテクニカルSEOは、ブログサイトへの重要性は比較的低いですが、求人や不動産サイトのような1万ページ以上のデータベース系サイトではその重要性が極めて高くなります。
当社にてコンサルティングを行う場合、まずは御社のWebサイトの形態を確認させていただきます。
後述しますが、サイトの形態によって調査の工数などが変わってくるため、料金も変動が出て参ります。
データベース系サイト(ディレクトリサイト・ECサイト)
リクナビNEXTやSUUMOに代表されるような、ページ数1万以上のデータベース系サイトでは、テクニカルSEOが重視されます。
データベース系サイトでは、ページ数が多く、対策キーワードに対して意図したページを上位表示させるために、Googleのロボットの動きを意識した各種施策に力を入れていきます。(施策例:サイト設計やディレクトリ構造の見直し、canonical、noindex、robots.txt、パンくず、xmlサイトマップ、メタ情報 etc)ページ数が多いのはもちろんのこと、開発チームのことも考えた施策立案が必要となるため、プロジェクトの期間は長く、料金は割高になる傾向にあります。
コーポレートサイト・サービスサイト
ページ数が100未満のコーポレートサイトやWebサービスの公式サイト、BtoBサイトは、主に内部対策やコンテンツSEOが重要になります。
特にターゲットとするキーワードは誤魔化しが効かないことが多く、競合他社が狙っているキーワードに対抗するような形で対策していきます。
対策キーワードによっては、ドメインの信頼性や権威性が必要になるケースも出てくるため、ナチュラルに被リンクが集まるよう、外部施策も実施していきます。
コラムサイト・ブログサイト
コラムサイトやブログなどの、いわゆる記事サイトでは、テクニカルなSEO対策は最小限にとどめ、コンテンツSEOを実施していきます。
具体的には、ターゲットとする見込み顧客が情報収集を行う際に検索するであろうテーマに対して、ニーズを分析し、キーワード選定を行います。
そのキーワードのニーズを満たす記事を用意し、記事の中でサービスの購入に繋げます。
コンテンツSEOを実施する際は、ある程度の記事数が必要になりますので、コンサルティング料金に併せて記事の執筆料金(1記事10,000円〜30,000円程度)やディレクションを行うための工数確保が必要になります。
このように、Webサイトの形態によって、SEO対策の実施内容はガラッと変わってきます。
当社にてSEO改善を行う場合は、上記のように分類を行った上で、コンサルティングを実施させていただきます。
03
徹底的な 競合調査と差分の理解
具体的にSEOの戦略や今後の方針を決めていく場合、何より大事なのは、上手くいっている競合サイトとの差分の把握です。
上手くいっているWebサイトには、上手くいっている理由があり、自社のWebサイトとどこが違うのか・どうずればその差分を埋められるのかを考えていきます。
具体的に、競合サイトの調査で見ていくのは次の項目です。
01
ドメインや運営者の信頼性・権威性
競合サイトのドメインに集まっている被リンク数や参照ドメイン数を調査し、どの程度Webサイトに権威性や信頼性があるのかを把握します。
また、必要に応じて、サイトの中でも多く被リンクが集まっているページの傾向を把握し、競合サイトが行なっている外部施策の戦略やGoogleからの評価状況についても調査します。
02
Webサイトのテーマ性
Webサイトがどの分野に対して専門性が高いのかを調査します。
具体的には対策キーワード・獲得キーワードの傾向からその業界の中でも競合サイトが得意としている領域、逆に苦手としている領域を調査します。
03
コンバージョン戦略
競合他社がSEO対策を行う目的も調査します。
まずアフィリエイトなのか、それとも自社サービスなのか。自社サービスであれば、BtoBかBtoCか。
BtoBであればどのような商材特性があり、ゴールはお問い合わせなのか資料請求なのか。BtoCであれば、ゴールは商品の購入なのか無料登録なのか。
このような項目を細かく見ていきながら、自社で行うコンバージョン戦略を設計します。
04
テクニカルSEO要件
具体的にどのようなSEOを行なっているのかもチェックします。
特に規模の大きなサイトであれば、Googleのロボットに対して、どのようにクロール・インデックスを制御しているのかを見ます。そうすることで、その業界におけるスタンダードなSEO施策が分かってきます。
05
カテゴリー・内部リンク設計
大規模サイトであれ、ブログサイトであれ、カテゴリーや内部リンクの設計・構造は注視しておく必要があります。
大規模なサイトであれば、下層のページまでクローラーが行き渡るような仕組みをどのように作っているのかが把握できます。
ブログサイトであれば、ビッグ・ミドルキーワードをどのように獲得しようとしているのか、その戦略が見えてきます。
06
獲得キーワード・総ページ数
Webサイト全体のテーマ性とも関連しますが、競合サイトがどのようなキーワードで上位表示しているのか、サードパーティSEOツールを活用し調査します。
獲得キーワードには、そのサイトのSEO戦略や集客の秘訣、Googleからの評価が全て隠れています。
また総ページ数も要チェックです。
総キーワード数だけでなく、1ページでどの程度のキーワードを獲っているのかが分かると、最終的に用意するべき記事数などが見えてきます。
07
アクセスが多く集まっているページの内容
サイト全体で特に多くアクセスが集まっている記事からは、お問い合わせや集客が集まっている可能性が高いです。
そのようなページの内容や掲載情報をよく確認します。
特に、どのような訴求を行い商材の購入まで結びつけているか・・・この点が把握できると、自社においてもコンテンツを読んだユーザーに対して、どのような働きかけをすればコンバージョンに繋がるかが分かります。
08
関連記事の内容
主要なキーワードや流入の多いキーワード、被リンク数が多いキーワードを狙った記事の関連記事も要チェックです。
特にミドルキーワードやビッグキーワードは、関連記事を含めたチーム戦で獲得するケースがあります。
関連記事の個数や内容を見ることで、何記事用意すればミドルキーワードやビッグキーワードがとれるのか把握できます。
09
SNSでの言及
SEOに直接的な影響はありませんが、SNS(特にTwitter)も調査対象です。
SNSからの流入を大量に集めることで、検索上位表示獲得までの速度が上がる傾向にあります。
もし競合サイトがSNSを利用しているのであれば、近しい戦略をとる必要がありますので、SNSの動きも注視します。
このように、当社にてSEO対策コンサルティングを実施する場合は、徹底的に競合調査を行い、文字通り丸裸にします。
そうすることで、その業界におけるSEO施策の王道や、競合他社に追いつき追い越す戦略を最短で立案できるのです。
04
成果からの逆算を意識した 戦略設計
コンサルティングを依頼する目的は成果を出すことです。
そのため、当社IIPでは「短期で細かい成果を連続的に出しながら、長期的に大きな成果も出す」ことを前提としています。
そのため、立案した戦略・施策は、同時に全部行うのではなく、優先度をつけ順序立てて実行していくのが有効です。
例えば、そもそも得たい成果が「お問い合わせ数を1.2倍にしたい」のであれば、大掛かりな改修・新規記事追加よりも、コンバージョンに至るまでの経路やクリエイティブの見直しをするのが早いです。
また、大掛かりな改修をする場合、制作会社や開発会社への依頼が発生するため、1日や2日で作業が完了するわけではありません。
そのため、先にお問い合わせまわりの変更を行い、その後に大掛かりな改修をするなど、施策に対して優先順位をつけるのが良いでしょう。
以下は施策の優先順位を決める時の例です。
施策例 | SEOへのインパクト または確度 |
実行にかかる工数 | 優先度 |
---|---|---|---|
外部対策を目的 としたメール営業 |
低 | 中 | 低 |
サイト設計の見直し | 高 | 高 | 中 |
記事やコンテンツ の追加 |
中 | 高 | 中 |
titleタグの変更 | 高 | 低 | 高 |
例えば、「titleタグの見直し・変更」という施策は、SEO対策において非常にインパクトが大きいです。
多くのサイトでは、titleタグを変更するだけで順位が大きく変化するケースもあります。
ただ、titleタグの変更という施策はそこまで大掛かりな改修は必要ありません。
そのため、優先度を高めにして実行し、さっさと成果を出してしまった方が良いと考えます。
一方、「サイト設計の見直し」については非常に工数がかかります。
設計を見直しする際は、こちらでリニューアル後の理想的なサイトの構造を描きますが、対策キーワードに基づいた新規ページの準備やカテゴリー設計、ディレクトリ構造、内部リンクの設置方法などの策定に時間を要します。
また、サイトの構造を改修する際は、サイトの規模が大きいほど開発会社にも大きな負担がかかります。
そのため、着手自体は早めが有効ですが、施策の実行自体は後回しにするのが無難です。
このように、SEO対策において実行する施策は、SEOへのインパクトや必要工数、そのほかの変数を意識しながら、優先度を決めていく必要があります。
そうすることで、短期で細かい成果を連続的に出しながら、長期的に大きな成果も出していくことができます。
05
現実的な目標(KPI)設定と実行支援
SEO対策は、Googleという検索エンジンのプラットフォーム上で、Googleが決めたルールの範囲内で上位を目指していきます。
しかも、順位が決まるルールは公には明かされておらず、Googleの従業員でもその仕組みを完全に理解している人はいません。(と、Google社員が言ってましたが、本当かどうかは知りません。)
そのため、順位や成果の保証はすることができませんし、いつまでに必ず100件のお問い合わせを獲得する約束もできません。
あくまでも、検索上位表示を目標とし、現実的な目標値(KPI)を設定させていただき、それに向けて実行可能な施策をご提案させていただきます。
ただし、目標決めに関しては、ネガティブなものではありません。
御社の事業へのインパクトを考えた時に、月に10件お問い合わせが増えたところでそこまでインパクトがないのであれば、月に50件以上を目標とさせていただき、そこから逆算して成約率・ユーザー数・検索順位・獲得キーワードの目標を決めていきます。
SEOコンサルティングの費用・料金
ここではサイトの形態や規模に応じた費用・料金の例を挙げていただきます。
サイトの形態 | ページ数 | 効果が出るまで 期間の目安 |
月額費用 |
---|---|---|---|
データベース系 Webサイト |
1万〜 | 3ヶ月〜6ヶ月 | 40万円/月〜 |
記事メディア・ ブログ |
200〜1000 | 3ヶ月〜6ヶ月 | 20万円/月〜 |
コーポレート BtoBサイト 公式サイト |
50〜200 | 3ヶ月〜6ヶ月 | 20万円/月〜 |
店舗サイト | 10〜50 | 3ヶ月 | 10万円/月〜 |
- 最低契約期間は3ヶ月とさせていただいております
- 初期費用は一切いただいておりません。
- お客様からのご要望による期間の延長は可能です。
- 予算次第では、サポートの頻度を1/2に減らすなどして割引額を提示をすることも可能です。
- 記事制作・広告運用・コーディングなどの実装作業も、追加料金をいただければ対応可能です。
- ページ数10万以上のデータベースサイトのご依頼は要相談となります。
まずは以下のボタンより、お気軽にお問い合わせください。
無料相談〜サービス導入までの流れ
STEP
1
お問い合わせ〜メールでのやり取り
STEP
2
オンラインミーティングで課題や今後の方針をヒアリング
STEP
3
NDAを締結しWebサイトの中身やアクセス解析ツールを調査
※調査や分析の結果、単発のWebサイト診断で十分、または現状ご依頼をお受けできないケースも出てまいります。
STEP
4
見積書発行・問題なければ契約書の発行
SEO対策よりも先にWebサイトのコンテンツや成約率を高める必要がある場合、まずはそちらから着手し、その後にSEOの施策を実行してまいります。 見積書の内容をご確認いただき、特に問題がなければ契約書を発行いたします。
STEP
5
契約開始・SEO対策のご支援スタート
※コンサルティング等の料金のお支払いは、月末締め・翌月末日払いとなります。
STEP
6
プロジェクトスタートMTG
MTGでは、プロジェクトに関わるメンバーとのご挨拶や、今後ご契約期間の中でどのようにSEOやWebマーケティングの改善を行なっていくのか、その計画や戦略についてご説明させていただきます。
STEP
7
月次MTGと施策のご提案・実施サポート
※MTG以外での質疑応答はビジネスチャットツール(希望がなければChatwork)で随時対応しています。
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